本日のお届きもの

  • 「波」2010年7月号

 「波」7月号に特集ページがまだなかったものの、むちゃくちゃ気になったのは7月23日発売の塩野七生み著『絵で見る十字軍物語』。新シリーズ「十字軍物語」がいよいよ開幕。“まずは「序曲」をお愉しみあれ!中世最大の事件「十字軍」の、最良にしてもっとも美しい入門書!”ですって。ドレによる美しい挿画も楽しみだ。肝心の『十字軍物語』は9月17日発売とか。
 
 気になった特集は島田荘司写楽 閉じた国の幻』刊行記念インタヴューに、 特集[〈トマス・ピンチョン全小説〉刊行記念]【インタビュー】柴田元幸/目指したのは「笑えるピンチョン」などなど。
 http://www.shinchosha.co.jp/nami/tachiyomi/20100627_02.html
 西條奈加『善人長屋』(書評;近藤史恵/素晴らしき善人長屋)、星野智幸『俺俺』(書評;比嘉世津子/これは、他人事ではない!)、福永信『星座から見た地球』(書評;穂村 弘/星の光の解読)、川上未映子『夏の入り口、模様の出口』(書評;椎名 誠/でっかくバクハツしそう*1萩原朔美『劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち―』(書評;竹宮惠子/新たなる地平をめざすというネガイ)もぜひ読みたい!しっかし、単行本買ったまま積んでいたオースター『ティンブクトュ』が文庫落ちしてしまって悲しい。や、早く読まなくちゃ。