芥川賞は赤染さん、直木賞に中島さん 女性2人、初候補で栄誉 

 http://sankei.jp.msn.com/culture/books/100715/bks1007151933001-n1.htm

 第143回芥川賞赤染晶子さんの「乙女の密告」、直木賞中島京子さんの「小さいおうち」に決定。お二人とも初めてのノミネートでの栄誉。本当に本当におめでとうございまーす!
 特に中島京子さんは、『FUTON』が野間文芸新人賞候補、『イトウの恋』、『均ちゃんの失踪』、『冠・婚・葬・祭』で3回も吉川英治文学新人賞候補に挙がったものの、いずれも受賞を逃していて賞に縁がない作家さん(涙)。なぜこれほどまでに素晴らしい作品を発表し続ける作家さんなのに認められないのかと歯がゆく思っていたので、ぜひこの『小さいおうち』で認められ、直木賞を受賞して欲しいと願っていたので、賞が決まって、本当に本当に本当に嬉しいのです。
 これからもたくさんたくさん、素晴らしい作品を読ませてください。読者として楽しみにしてます〜。

 選考結果に選評が紹介されている記事。
 http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100715/acd1007152144007-n1.htm

 鹿島田真希さんは芥川賞とはご縁がないのかしら。好きな作家さんなのになあ。道尾秀介さん、冲方丁さんは次回以降が楽しみ。それにしても中島作品について

『自分は戦前の中産家庭より上の方の家にいたけれども、こんな感じだった』と語った方もいた。

 と語った選考委員はどなただったんだろう。