私から私へのプレゼント(はぁと)。
- 作者: カズオイシグロ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/04/22
- メディア: 単行本
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- 作者: 梨木香歩,須藤由希子
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2006/12/13
- メディア: 単行本
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- 作者: 川端康成,東雅夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
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- 作者: 吉屋信子,東雅夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/09/01
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- 作者: 森鴎外,東雅夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/08
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本日の読書 北國浩二『夏の魔法』
- 作者: 北國浩二
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/10/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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22歳なのに、老化が凄まじいスピードで進行する病気を発病してしまったせいで、外見は老婆。しかも末期がん。人生最後の夏を過ごすために、人生最良の夏を過ごした思い出の島を訪れると、そこには発病を契機に縁を切った初恋の男性がいた。そして彼の傍らには、もし自分が発病しなかったらこんな風だったかも…と思うような美貌の女性がいた、、、。
最初は、「ハウルの動く城」のソフィーが主人公のモデルなのかなと思っていたんですが、まるで「人魚姫」なんですね。決して解けない魔法をかけられてしまったせいで、王子様に自分だと言い出せず、ただ王子様と王女様が結ばれるのを見ているしかない人魚姫は、どんな決断を下したのか!…というお話。切ないです。
「ミステリ・フロンティア」の1冊なのになかなかミステリにならなくて(物語自体にものすごい吸引力があって面白いんですが)だんだん焦れてくると…わあああああ!そうだったんだあああ!とかる〜くショックを受けちゃいます。orz。[王子様の「不殺活人」の言葉と、作中でエピソードとして語られるイルカの贖罪の伝説が伏線となって、ラストにかかってきてものすご〜く印象的。引き戻されてしまった彼女のその後が、ものすご〜く気になる、、、、、、、。]
ミステリとしてよりも、切なくて切ない恋物語として、いつまでも余韻が残るお話でした。私は大好きさ。
この作品も読むわ!…来年に(汗)。
- 作者: 北國浩二
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2005/05/21
- メディア: 単行本
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