歌野晶午『ジェシカが駆け抜けた七年間について』原書房

 …。ミスリードを誘うように書かれてるんだもん。上手く騙されても当然よねと思いつつも、何箇所か「あれれ?」引っかかる部分があったのは確か。「何かある。きっとある」用心してたんだけどなあ。それがちょこっと悔しい。あ。「きっとあるトリビアを元に書かれたミステリに違いない!」と睨んでいるんだけど、真相は如何に?ま、ワンアイデアで小説が1作品完成したんだから「生きていく上で全く必要のないムダな知識」じゃないけどねー(笑)。