伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』東京創元社 ISBN:4488017002

 ようやく読み終わり。うーうー。何を言ってもネタばらしになりそう。ええっと“読み終わったら、たちまちボブ・ディラン「風に吹かれて」が聞きたくなる”“「河崎」、万歳!!麗子さん、万歳!!叔母さん(笑)、万歳!!”“シッポサキマルマリが可愛い♪”“ようするにいなくなったクロシバを探す物語なのよね。くすくす”。でも最後に、ちゃんと「アヒルと鴨のコインロッカー」になるところがお見事。パチパチ。
 「某作品とリンクしている」とは聞いていたものの「ちゃんと気づくかしらん?」ドキドキだった私。でも。心配ご無用。ちゃんと気がつきましたとも!でも、実際に読んで確かめようとしたら皮(←カバー)はあるものの、中身がない(号泣)。貸し出す約束をしている「鳩よ!」のクドカン特集号も見つからないし、今週は、この2冊発掘ウィークになりそうな予感(読めないとなると、ますます読みたさがつのりませんこと?)。