医者の待合室で読む本は?

 2軒目の医者で一時間ぐらい待たされる。ま、時間潰し用の本には困らないからいいけどさー。でも、どの本を読んだらいいのか。
 で、真っ先に大崎善生『孤独か、それに等しいもの』を取り出す。収録順にまず「八月の傾斜」を読み始める。独特の文体のゆえ、語り手である主人公が男性なのか女性なのか、よく分からない。でも、雰囲気は男性だ。で…p.8で引っかかっちゃった(汗)。私は、食事して歯を磨いた後に口紅を塗る(化粧する)けど、世間一般的には化粧をしてから食事をするんでしょーか???(小説の場合は「朝の出勤前」という設定)ヘンなところに引っかかったせいか読む気を殺がれてしまい、一時停止。
次、笙野頼子に行く。
 今度は最初のページ、千葉県S倉は北関東なのか?で引っかかる(汗)。どうしたんだ!私!なんで読み過ごせないんだ!!
 で、3冊目に取り出したのは堀江さんのエッセイ本。…。端正すぎて、病院の待合室で読むにはそぐわない〜(涙)。ので、散々迷った挙句に、やっぱり笙野さんへと戻る。ええ。何気に某人気(?)芥川賞受賞作家を当てこすってるとしか思えない箇所もあって、面白かったっす。今日、これから読み終えちゃうかも(*^^*)。