白石一文『草にすわる』光文社ISBN:4334924018

 「草にすわる」「砂の城」の2編収録。表題作である「草にすわる」をまず読んだけど…ゴメンなさい。まったく面白くなかった(汗)。って言うか、私にはこの小説の面白みを感じる回線が欠如しているみたいだ。単なる(あまり面白くない^^;)身の上話を延々聞かされている感じなんだな。作者が小説にこめたメッセージの存在(「生への意欲」を再生する?)を感じるものの、私の中には響いてこない。ま、所詮はBookOffで105円で買った本だしぃ。続編である「砂の城」をこのまま読むべきか違う本を読むべきなのか、思案中。