昨日のお届きモノ

  • 「ウフ.」2004年12月号

 書評コーナーで取上げられている本は今江祥智『魚だって恋をする』(米山敬:評)とレベッカ・ブラウン『若かった日々』(山崎まどか:評)。題名からはまったく想像できないけど、時代の形を借りた青春小説。著者は今江祥智さんで装画も長新太さん、おまけに出版社はBL出版だけど、子供だけの本ではなく、大人にこそ読んでもらいたい本なのだとか。面白そう♪さっそくチェック。読んで、題名の意味を知りたいぞ〜。レベッカ・ブラウンの新刊。そう言えば『体の贈り物』『私たちがやったこと』『お馬鹿さんなふたり』を積んでるわねえ(汗)。早く読まなくちゃ!!
 今月号の目玉は栗田有起さんの読み切り「あほろーとる」でしょうか。以前掲載された短編は「お縫い子テルミー」を焼き直した話だったけど、今回のお話は「豆姉妹」のようなオフビートな笑いを誘う…と見せかけて、ヘンテコな話だったー。とほほ。す、好きか!?
 連載5回目にして初めて読んだ井上荒野「誰よりも美しい妻」が引っかかる。「ウフ.」のB.N引っ張り出してきて最初から通読するべきか、単行本化を待つか、しばし考え中。平安寿子「センチメンタル・サバイバル」もね。