昨日の読み終わり。

 感情的に攻めてくる北上さん&理論整然としてる大森さんの対称的な2人による噛み合ってるのか噛み合ってないのかよく判らない対談集(笑)。とにかく笑った!面白かった!
 しょっぱなの『黒い仏』を巡る評価からして、大森派だった私。姫野カオルコが『ツ、イ、ラ、ク』で直木賞受賞できなかった理由にも、石田衣良についての評価にも、「なるほどー(ポンと手を叩く)」深く納得させていただきました。しっかしお二人とも、仕事とはいえ、たくさん本を読んでますな。
 2001年夏から始まったこの対談形式のブックレヴュー。ちょうどその頃から新刊もマメにチェックして読むようになっていたにもかかわらず、挙げられている本は、私にとって読みたい本のオンパレード!!図書館さまにさっそくリクエストせねば!でもその前に、積ン読の山の中からお目当ての本を引っ張り出して読むのが先かしらね(汗)。