今日の読み終わり。

私という運命について

私という運命について

 なぜか大昔に読んだ五木寛之「四季奈津子」シリーズが思い浮かんだかしら。亜紀の「運命(の相手)」と巡り合うための遍歴の物語というか、運命に翻弄される亜紀の物語(というか、“私の不思議&神秘体験”?一瞬だけ、「負け犬小説」かと思ったけど/苦笑)。登場人物らが要所要所で「運命とは…」語り出しちゃうのがちょっと鬱陶しかったけど、根が素直な私のこと、「どうぞ♪」と云わんばかりの泣かせのシーンでは、素直に「えぐえぐ(涙)」。箱ティッシュが手放せないほど泣かされてしまいました。が、ラストのオチが透けてみえてしまったら…もうダメ。それまでの高揚した気持ちがすっかり萎えちゃった(苦笑)。こーいう話が好きな人もいるんでしょうが、私はいいや。パスします(苦笑)。