本日の読み終わり

夜の公園

夜の公園

 恋愛小説かもしれないけど、何もわざわざ川上さんがW不倫の話を書かずとも…と思いながら読書。登場人物らにまるで感情移入できなかったせいで、程よい距離感を持ちながら読んだのが良かったのか、そう悪い読了感じゃなかったです。ぽつんぽつんと「あ、その感じ、私にもある!よく判るよ!」共感できる部分があって。恋愛小説であり、夫婦小説であり、女の子二人の友情の物語でもあるのね、この作品。「夜の公園を歩いてる人はどんな人なんだろう?」から生まれた小説でしたっけ。そういう意味ではスゴイなあ!作家の想像力には脱帽です。