四国上陸。

 昨日長男が帰宅するのを待って、埼玉の実家へ。次男は連れて歩くにはチビッコすぎるので、実母に預けるのだ。東京駅を夜10時に出発するサンライズ瀬戸に乗車するので、間に合うように実家を出、東京駅へ向う。実家を出る時には降っていなかった雨が、ホームに立ったら、パラパラ降っていたのが印象的。
 久方ぶりに乗る寝台車は思ったより広かったし綺麗だったけど、めちゃくちゃ揺れるのが難点(あ、長男はダンナと寝た)。こう見えても神経質なので、「こんなに揺れちゃ眠れないよ〜」ぼやきつつも、気がつくと寝ていて、数時間は眠れたかも。岡山着が朝の6時27分だったかな?まだ夜明け前で薄暗い。朝食のサンドウィッチやおにぎりや飲み物を売店で買い込み、特急南風1号に乗り換えて、高知を目指します。
 雲が多く、昇り行く太陽がいいところで隠されちゃうのが残念だったけど、瀬戸内海に赤い陽射しが照る様子がとても綺麗だった。見た光景は一生忘れられないと思う!
 高知についたのが10時前だったのかな?コートを着てるのが暑いぐらいのポカポカ陽気で驚く。午後2時にはまだ時間があったので、レンタカーを借りて、やっぱ高知と言ったらあそこでしょうの桂浜を目指しま…の途中で、見かけたBookOffでちょっくら散策(笑)。母が散策に勤しんでる最中に鉄の長男は、路面電車をパチパチ撮影していたそうな。
 坂本龍馬記念館(には入らず周囲を探検して、高台からの眺望を楽しみましたわ)、坂本龍馬銅像、それに桂浜でちょっと遊んでから、お昼ご飯。食べたカツオのたたきが今まで食べたことがないぐらいの美味しさで、「やっぱ本場は違うよね」とダンナと語り合ったといふ。それから大急ぎで市内に戻り、この旅のメインである(私にとってはね)高知県立文学館で開催中の「倉橋由美子 人と文学展」を見たのでした(詳細はコチラ)。
 文学館に居たのは2時間ぐらいだったのかな?さすが高知だけあって出身の作家が多く、特別展だけじゃなく常設展も充実していたばかりか寺田寅彦記念室もあって、いくら時間があっても足りないぐらいだったんだもん!その間ダンナと長男は無料で入れるところまで、隣に建つ高知城を散策し、時間を潰していたそうな。。。
 チェックインするまでに時間があったし、宿泊先に浴槽がないとかで、その後、温泉に向う。この温泉がすんごく気持ち良かったのよね。むくんでた足をブクブク気泡風呂で伸ばすのが気持ちいい!のぼせちゃうぐらいずっと浸かっていて、電車旅でガチガチになった体をじんわりほぐしましたとさ。私は露天風呂には行かなかったんだけど、長男曰く「外にあった寝湯が気持ち良かった!」そうな。ちぇっ!試してみれば良かったよ。
 晩ご飯も温泉施設で済ませて、高知駅前から路面電車に乗って、本日の宿泊先へと向います。貧乏旅なのでビジネスホテルのツインに泊ったんだけど、すっごくおしゃれなホテルだった!ベッドがテンピュールなのよ!ドンドン!長男と一緒になって、凹ませて遊んじゃったよ!(バカです)そうこうしてる間に前夜良く眠れなかったせいもあって、家族3人とも早々と就寝しちゃったのでした。2日目に続く!