本日の読書 野中柊『きらめくジャンクフード』

きらめくジャンクフード

　食いしん坊な柊さんによる食べ物についてのエッセイ。いにしえの『食べちゃえ！食べちゃお！』に続く第二弾、かな。
ただ「美味しい♪大好き♪」と取上げられているのが、最初から最後まで“ジャンクフード”なのが、目を引く。　
　ジャンクフードというと、否定的な意味で捉えられがちで「ジャンクフードが好き」とは大声で言えない雰囲気があるけど「えー。でもいいじゃん美味しいじゃん。私、大好きなんだもん♪」誇らしげに愛情たっぷりに語られるので、後ろめたさは払拭。「私も食べるの大好き〜♪」ついつい読んでるこちらも生ツバごっくん。食べたくてたまらなくなる。
　中には「え？これもジャンクフードなんですか？」不思議に思える食べ物もあるけど、問題なし！読み終わる頃にはすっかり「ジャンクフード万歳！」と叫んでるかも（笑）。