「波」2008年3月号が到着

  • 「波」2008年3月号

 表紙がまるごと、村上春樹だあ!実際に、こんな書店のコーナーがありそう。春樹さん手書きのポップが欲しい!(笑)。冒頭に村上春樹作品の新訳・新装版刊行記念の特集ページがあって、新訳『ティファニーで朝食を』には鴻巣友季子さんの書評が、新訳『ペット・サウンズ』には著者インタヴューの一部が、新装版『雨天炎天』では小崎哲哉氏が作品の舞台裏を語り、新装版『辺境・近境』では春樹さんとの旅に同行してきた松村映三氏が旅の思い出を語る、、、どれもこれも読みたくなるじゃないか!
 その他気になった本は、宮木あや子『白蝶花』(書評:吉田伸子)、斎藤由香『猛女とよばれた淑女 祖母・斎藤輝子の生き方』(書評:兼高かおる)、小澤征良『そら いろいろ』(書評:松田哲夫)、小塩節『銀文字聖書の謎』(新潮選書)(書評:川島重成)などなど。
 まん中へんに『ライラの冒険 黄金の羅針盤』公開記念の特集ページ“おとなのためのファンタジー 『黄金の羅針盤』の魅力”があるー!村山由佳さんと小谷真理さんの対談があるので、原作読んだら、読むこと>私。