新潮社 11月刊行予定の本から私が気になる本を。（「波」2008年10月号より）

• 川上弘美『ゆるく巻くかたつむりの殻』
• 小澤征良『しずか』
• 恒川光太郎『草祭』
• 中村弦『天使の歩廊　ある建築家をめぐる物語』
• 里見蘭『彼女の知らない彼女』
• 沢木耕太郎『旅する力　深夜特急ノート』
• 中沢新一『鳥の仏教』
• 米澤穂信『身内に不幸がありまして』
• ベルハルト・シュリンク／松永美穂訳『帰郷者　≪新潮クレスト・ブックス≫』

　日本ファンタジーノベル大賞受賞作が2冊刊行されるので、迷わず買い！恒川光太郎『草祭』＆米澤穂信『身内に不幸がありまして』も、現物見たら欲しくなって買っちゃうかもしれない。
　10月31日発売の堀江敏幸さんの新刊『未見坂』はやっぱり『雪沼とその周辺』に連なる物語のようだ。