先週、こんだけ読んだ

2008年10月20日 - 2008年10月26日の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2400ページ

粘膜人間 (角川ホラー文庫 あ 4-1)粘膜人間 (角川ホラー文庫 あ 4-1)
友成純一平山夢明を足したようなグロテスク・スプラッタ・ホラー。冒頭の暴走する義弟を殺そうと相談する兄弟の会話から、一気に異様な物語に引き込まれる。背景となる戦前・戦中の日本を思わせ、同時に妖しが人と共存する異様な世界観がいい。暗黒のメルヘンめいた第3章が好きだったりする。
読了日:10月26日 著者:飴村 行

トンコトンコ
直球勝負だった『あちん』とはがらり雰囲気が変わり、変化球なホラー短編集。改めてこの作家の才能に驚かされる。とにかく「トンコ」がものすごい!他の2編とも食事時を避けて読むのが賢明かと(汗)。
読了日:10月26日 著者:雀野 日名子

生き屏風 (角川ホラー文庫 た 2-1)生き屏風 (角川ホラー文庫 た 2-1)
物語の一行目から、妖しと人間が共存する不思議でどこか懐かしく艶めいた物語世界に惹き込まれる。県境の妖鬼皐月の物語、続編希望!『蟲師』や『家守綺譚』が好きな人は好きかも。
読了日:10月25日 著者:田辺 青蛙

共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 3 (3) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 3 (3) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
3巻も大笑い。表紙からして大人グループが頑張ってたかも。「図書だより」に新長文庫の「ヨンダラナップザック」、私も欲しい〜!
読了日:10月25日 著者:D.キッサン

チュウは忠臣蔵のチュウチュウは忠臣蔵のチュウ
あー面白かった。この作者らしいダジャレも散りばめられ、トンでも愉快な忠臣蔵ながら「…ありえるかも」思わせるものもある。しっかし、浅野内匠頭はヒガシのイメージなんですが。うーむ(汗)。
読了日:10月25日 著者:田中 啓文

薄妃の恋―僕僕先生薄妃の恋―僕僕先生
『僕僕先生』の続き。読み心地がいいまったり中華ファンタジー。5年ぶりにまた僕僕先生と旅に出た王弁。その行く先々で遭遇する不思議なエピソードを描く。王弁の想いが受け入れられる日は来るのか。まだまだ受難の日々が続きそう(笑)。
読了日:10月24日 著者:仁木 英之

夏のくじら夏のくじら
祭りは一期一会。主人公篤史だけでなく祭りにかかわる様々な人たちの様々な思いに胸が熱くなる。よさこい、観に行きたーい!
読了日:10月23日 著者:大崎 梢

姫百合たちの放課後 (ハヤカワ文庫 JA モ 3-3)姫百合たちの放課後 (ハヤカワ文庫 JA モ 3-3)
ジャケ買い危険(笑)。いかにも森奈津子らしい百合コメディが9編収録。全てがレズビアニズム(しかもお笑い)のためにあるのが素晴らしい。大好き〜♪(笑)
読了日:10月21日 著者:森 奈津子

ディスコ探偵水曜日 下 (2)ディスコ探偵水曜日 下 (2)
アッチョンブリケ!(笑)さんざん舞城に翻弄されこちらまで踊らされたけど、最後に残るのは静かな感動。スゴいよ、舞城!それにしても梢ちゃんが可愛すぎる(笑)。
読了日:10月21日 著者:舞城 王太郎

 どんどん進化して、使い勝手がよくなっていくなあ>読書メーター読書メーターに簡単な感想書いてそれで満足してしまう私がいたりして(汗)。いかんいかん。長い感想も書かねば。