「2009年本屋大賞」ノミネート作品、決定!

 http://www.hontai.jp/

 読書系のブログされてる方はみな、この話題に触れるんでしょうね。便乗して私も(笑)。
 「本屋大賞」設立の目的を“売り場からベストセラーを!”。候補作って「世間的には知られてないけど、この本、とってもいい本なの。この本の存在が知られてないばかりか、売れてないなんて解せない。ぜひ読んでーー!」的、書店員さんたちの熱意と心意気を感じさせられる本ばかりだと思っていたんだけど、なんで昨年話題になった本ばかりなの?て、ドラマ化された本まで候補作として挙がってるし!(ドラマ化されたときに、さんざん売った本なんじゃないですか?)なんかもう、がっかり。直木賞受賞作までノミネートされてるし!(ま、票を入れた時点じゃまだ受賞作ではなかったんでしょうが)。
 まあ、参加される方が増えて分母が大きくなってくると、どうしても話題作になった作品に票が集まってしまうのかなあとか、直木賞自体も年々本屋大賞寄りの作品が多くノミネートされるようになってきてるし、、、なんて考えると、本屋大賞の存在意義が今となってはさほど感じられないのでした(ああ、本屋で働いて投票に参加したい〜/涙)。
 ノミネート作品で、存在自体を知らなくて教えていただいてありがとうだったのは1作品、既読が2作品で、積読が3作品。個人的に推したいのは飯嶋和一『出星前夜』。もし大賞に選んでくれたら、図書館で借りずに買って読みますよ!(笑)。