瀬川深『ミサキラヂオ』

ミサキラヂオ (想像力の文学)

ミサキラヂオ (想像力の文学)

 2050年の設定だけど、未来を描くというよりもまるで今か今よりちょっと昔が舞台のように思えてしまって引っ掛かり、イマイチ作品世界を楽しめなかったのが残念。とはいうものの、ミサキラヂオを中心に集いゆるやかに繋がる人間模様、狭いけどその分親密でまったりしたコミュニティの雰囲気は好き。描かれる1年では、「秋」それに「冬」のラストがよかった。ほろり。ワタナベユミちゃんがお気に入り♪
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