実家へ、そして世田谷文学館の「堀内誠一展」へ。

 来週17、18日と、私が一泊二日の人間ドックなので、その間の面倒を見てもらうべく子ども2人、実家に預けに行く。その帰り道、今日行かないと行ける日がなさそうなので、世田谷文学館で開催中の「堀内誠一展」を観に行く。到着したのは午後3時前、だったのかな?時間も時間だし、誰も見に来てなくてガラ空き……を期待していたのに、「この時間なのに?」と思えるほど来場者があって驚くと同時に、愛されてるなあとしみじみ思った。
 会場は2階で、“堀内誠一全仕事を紹介”してるんじゃないかと思えるぐらい気合が入ってる展示内容で、「絵本」「澁澤龍彦」でしか堀内さんを知らなかったので、今初めて知る事実がごろごろしている展示に、目うろこしまくり。「ええええ!普段何気なく目にしてる「アンアン」「ブルータス」「たくさんのふしぎ」「母の友」のあのタイトルロゴ作ったのは、堀内さんだったのかっ!」が個人的に一番の衝撃だった。
 貴重な資料が(生ですよナマ!)ふんだんに展示されてるので、堀内さんのお名前知ってる人は足を運ぶ価値ある展示だと思う。9月6日まで開催されてるから。『くろうまブランキー』に『ぐるんぱのようちえん』の原画も間近で見れて、大満足。ホント、見に行ってよかった〜。帰りのお土産、あれもこれも欲しくなっちゃって、物欲を抑えるのが大変。絵葉書に、ぐるんぱのぬいぐるみがついてる携帯ストラップとか買っちまったぜ!(笑)

堀内誠一 (コロナ・ブックス)

堀内誠一 (コロナ・ブックス)

 この本の中身が展示内容。みんな、生で、間近で見れまっせ。
堀内誠一の空とぶ絨緞 (アンアンの本)

堀内誠一の空とぶ絨緞 (アンアンの本)

 この本、連れて帰ろうと思ったのに、オールカラーじゃないんだもんな。会場に、アンアンでの連載を切り抜いてスクラップしたファイルが置いてあったので、ソファーに座り込み、原画と切り抜きを見比べながら読んじゃった。なんて贅沢!なんて至福!