本日のお買い物

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)

西(シナル)の国の物語〜ペルシア神話より〜 (フラワーコミックスアルファ)

西(シナル)の国の物語〜ペルシア神話より〜 (フラワーコミックスアルファ)

 長男と一緒に、生まれて初めてジブリ映画を映画館で観てきちゃった。原作未読なのでどのぐらい作品に反映されているのか分からないけど、地味でシンプルな話なのによくここまで見せる作品にしたなあと感心してしまった。とにかく背景美術が素晴らしい。身長15センチのアリエッティが見て体感する世界と、我々人間の世界と。2つの世界の切り替わりや共に見る世界の描き方がとても素晴らしかった。「人間に見られたら引越しなければならない」滅びゆく種族である小人たちと人間との、本来ならあってはいけない交流。「ガール・ミーツ・ボーイ」のひと夏の物語としても堪能。前向きに強く生きるアリエッティが凛々しく美しかったー。アリエッティならもしかして……と思わせるラストもよかった。何気に心配していた声のキャストもよかったし、派手なところはないけれど、いい映画を見た満足感で今は胸が一杯です。
 私が印象に残ったところは(貞子さんの車がベンツだったところと、初めての借りに出かけるシーン、それにラストシーン。あの猫、『耳をすませば』に登場する猫と一緒なのかと思っちゃった!ニーヤだそうな。冒頭とラスト、猫とアリエッティの関係の変化も見どころなのかも。ラストシーンに、もしかして『耳をすませば』と同じ町が舞台なのかと思ったら、こちらは小金井が舞台なんだそう)。
 で、映画観終わった後にショップで、あれこれグッズを買い込んじゃった(笑)。原作本サイズのカバーも買っちゃったので、このカバー掛けて『床下の小人たち』を読みたい。パンフレットに梨木香歩さんの文章が!
本の雑誌 326号

本の雑誌 326号

 帰宅したらダンナが買っていてくれた。ありがと〜〜