重松清『愛妻日記』講談社 ISBN:4062121808

 “文学の薫り高いエロ小説”って感じ(笑)。でもま、これも「夫婦愛」には違いないが(笑)。でも…“夫に従順で快楽に奉仕。その上、自らの快楽追求にも素直で奔放な妻”って、あんまりにも夫(男性)側に都合良すぎじゃないか〜?フランス書院みたく「読者(受け手)がほっとんど男性」じゃなく、この出版社でこの装丁だったら、女性だって読むでしょうに。ちょっとその点が気に入らない。不平不満。ぷんすか。雑誌掲載時は、覆面作家“直木三十六”のペンネームで発表されていたのだとか。でも、熱烈なファンが読んだら、すぐに真の著者が誰だか、分かっちゃったでしょうね〜♪