ただ今、本の整理整頓中、、、

 なんだけど、遅々として進まず(汗)。それはね、お片づけするより楽しいことが、世の中にはたっくさ〜んあるからなのよぉ。
 それでも書誌データを入力中、とある本を見つけた。『アルーア 蠱惑』。著者はリチャード・コールダー浅倉久志訳、巽孝之解説。某BookOffで1050円で買った本である。確か出版社がトレヴィルで、“トレヴィルで刊行したSF本”と、トレヴィルに惹かれて購入した記憶がある。内容についても、著者についても何も知らず、私にしたらすっごく冒険した気分で。
 で、どう評価されている本なのか、いろいろ調べてみる。著者はタイ在住のイギリス人。“ピグマリオン幻想をナノテクノロジーや性倒錯、“第二の皮膚”カルチャーなどと接合することで独自のサイボーグSFを創り上げ、ポスト・サイバーパンクの旗手”“フェティッシュなハイテク・ファッションをモチーフにした近未来衣服SF”…もしかしてこの作品、『カエアンの聖衣』?そこはかとなく耽美な薫りもするし、偶然とはいえ、お買い得だったかも。そうそう本書は『アルーア』『DEAD GIRLS』『DEAD BOYS』(いずれもトレヴィル刊。当然のように絶版)で「リリス・シリーズ」三部作なのだとか(ヴィクトリア調趣味やら東南アジア趣味、人形趣味などでてんこもりらしい。じゅるじゅる)。やぱり他の2冊も買うべき?注文しちゃおうかな〜♪本の整理整頓中に本を増やしてどうするんだか(苦笑)。