伊坂幸太郎『グラスホッパー』角川書店ISBN:4048735470

 面白かった(*^^*)。殺し屋という絶対的な悪が登場するものの、なぜか読了感は爽やか。個性的でユニークな登場人物たち、軽妙な会話、その会話のあちこちに心に引っ掛かる言葉の数々も健在だし、現実と非現実の狭間でたゆかうような不思議な雰囲気も心地良い。おまけに家族小説としての要素も入ってるし、、、相変わらず伊坂節が炸裂しています(*^^*)。やっぱりこの作品でのイチオシキャラは鈴木さんの奥さんかしらね?次が槿(あさがお)さんかな。鯨さんも捨てがたいけど。
 読み終わってから、さっそく公式サイトへ行って、プレゼントクイズに答えちゃった(*^^*)。当選するといいなあ。