今日の読み終わり。
- 作者: 谷川哀
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
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出てくる人間のほっとんどが「どっかおかしいんじゃないの?」壊れてる奴らばかり。近親相姦にスカトロにスプラッタでしょ。暴力と精液の垂れ流しに、読んでる内にげんなりしてくる。ばばっちいし^^;。でも。「何が楽しくてこんなしょーもない小説を読まなくっちゃいけないの/涙」我慢しつつ読み進めると、あちこちに散りばめられてた(らしい)伏線がラストに収斂して、「なぜこの題名だったのか!」の謎が解けて、ちょこっと「なるほど!」のカタルシスを味わえるかも。ただし、エピローグは理解不能。もし読んだ人があったら、解説してくださいませませ。
これで第1回角川Next賞受賞作3作品を全て読んだ訳だけど、インパクトでは『リベンジ・ゲーム』の一人勝ち状態。あの『アフリカン・ゲーム・カートリッジズ』が翳んじゃうぐらい(苦笑)。面白さでは『ラヴ★アタック!』、だけど他の作品と比べてみると、1番大人しく見えてしまうのは何故でしょう。トホホ(苦笑)。