本日のお届きモノ

  • 「ウフ.」2005年10月号

 今月号の書評のコーナー“おもしろい本が読みたい”は、ポール・オークター編、柴田元幸他訳『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』(田口久美子・評)と野中柊『あなたのそばで』(米山啓・評)の2冊。えええええっ!柊さんの新刊ったら発売されていたんですか!まったく知らなかったよ〜。しかもベタ褒めされてるし。買って読むべき?ああ、どうしよう!ファンだと公言してるクセにここ数年、じゃんじゃか刊行されてる作品らのほとんどを、読まずに積んでる女なのでした。
 いしいしんじ「話半分のモー」に平安寿子「センチメンタル・サバイバル」はもう、単行本化されたら読もうと投げてるので(←おい^^;)、最近の私の楽しみったら、巻頭の林真理子のエッセイ「私のスフレ」と鴻巣友季子「孕むことば」なのだ(南Q太「オリベ」が唐突に終了しちゃってとても残念だ)。その「孕むことば」8回目の「カンボという試練!?」、読んでいて泣けてきちゃったよ。“母乳育児は「母親の意地」でやるもんじゃないです”自分で自分に言い聞かせていても、他の人からそう聞くと、、、すっと気持ちが楽になって救われたような気分です。