現在、読書中。

ヒストリアン・I

ヒストリアン・I

 3日間以上読んでるのに、まだ第1部が読み終わらない(涙)。ページを開いた瞬間に、眠くなって寝ちゃうのよねえ(涙)。なぜ寝てしまうのか、私なりに考えた。テンポが遅いから!!外交官の父!もったいぶってないで、Dにまつわる青春時代の思い出をとっととしゃべりやがれ!(怒)父、仕事で海外に行く度に娘を同伴するものの、海外に行かないと語りださないんだもん。むっきー(怒)。しかも「小説を書いている作者(現代)」「作者が20歳ぐらいだった頃、外交官の父親にDにまつわる青春時代の思い出をねだる(1970年代が舞台)」「父親が学生で20歳ぐらいだった頃、遭遇したDにまつわる不可思議な事件(1950年代?が舞台)」「父親の指導教員がまだ若かった頃のDにまつわる不可思議な事件<手紙で登場>(1930年代が舞台)」と時系列が入り乱れて行ったり来たりしてるので、読みにくいったらありゃしない!(それを“重厚で重層的な作品世界”&“奥行きがある”というのでしょうが)映画化が決定してるらしいが、正解だと思う。活字で説明して貰うより、映像で見た方が判りやすいよ、絶対に!でもま、第2部を前にして、この作品で描きたいものが見えてきて、俄然読むのが面白くなってきた。まるで親子三代にわたってDの謎を追いかけてるみたい!Dの真実とは?なぜ父は外交官になったのか?私(作者)の母親とは誰?なぜ不在なのか?などなど、今後解き明かして欲しい謎がどっさり。ああ、とっとと読んじゃいたい。続きが気になる〜!すっきりしたい〜!