本日の読み終わり

押入れのちよ

押入れのちよ

 「荻原さん、こういう作品も書かれるのか!」意外性に驚かされた短編集。でも、表題作が一番好き。連作にした続編をぜひ読んでみたいものだ。初っ端の「お母さまのロシアのスープ」も好き。ラストで明かされる&仄めかされる真相に、ダブルで驚きましたよ。まさに「奇妙な味わいの物語」。こんな作品、また読んでみたい!