本日の読み終わり 羽海野チカ『ハチミツとクローバー』10巻

ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)

 ああ、ついに完結してしまったのね(涙)。はぐちゃんが誰とくっついてどうするというよりも、この男女5人が繰り広げる(切ない片思い込みの)青春の甘やかな日々が、終わってしまうことの方が悲しかった。でも、人はそれぞれが選んだ人生を、歩んで行かなくちゃいけないんだもんね。そうと頭では判っていても、やっぱり寂しいし、悲しいです。ぐすん。本編は終了したものの11巻では、スピンオフの話が読めるそう。刊行を楽しみに待ちたいと思います。
 というかこの10巻、同時収録されてる“ドラえもんの秘密道具を使って物語を作る”の作品がすごく良かった〜。いつ、どうやって、どの道具が登場するのか、ドキドキワクワクしながら読んでいたら…ふいを突かれて、思わず涙が。家族がいたっていうのに、涙ボロボロ流して…私ったら恥ずかしい。しかも元ネタ知らないし(汗)。ページ合わせの収録にしては、とても贅沢な作品でした。「ハチクロ」以外の羽海野チカ作品も期待できそうな予感がする。