本やタウンの書籍近刊情報から

 この中でぜひとも購入した本は、梨木香歩『水辺にて on the water/off the water』、小池昌代『井戸の底に落ちた星』、森見登美彦夜は短し歩けよ乙女』でしょうか。それぞれ、こんな感じ。
梨木香歩『水辺にて on the water/off the water』

川のにおい、風のそよぎ、木々や生き物の息づかい。カヤックで水辺に漕ぎ出すと見えてくる世界を、物語の予感いっぱいに語る。

小池昌代『井戸の底に落ちた星』

静かな人気をもつ詩人による、本についてのエッセイ集。詩、書評、書き下ろし短篇小説を収めた濃密な「本をめぐる本」。

森見登美彦夜は短し歩けよ乙女

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。

 森見さんの新刊は『Sweet Blue Age』収録の短編が元になってるのかしら?「少女七竈〜」みたいだ〜。

*1:「ヌード・マン・ウォーキング」のロングバージョンをいれた珠玉の作品集。読売賞作家の魅力が満載された、特異の前書き付きの話