本日の読書 角田光代・鏡リュウジ『12星座の恋物語』

12星座の恋物語

12星座の恋物語

 すべての人間が12星座でくっきり性格分けできる、なんてまったく信じてないけど、ついどんなもんかと読んでしまった(所詮私も女の子。星座占いが大好きさ♪)。12星座それぞれの「彼」と「私」の恋物語。24の光景。
 まったく自分からかけ離れている人物がこんなにたくさんいるんだーという純粋な驚きと面白さとを味わえる。各星座の微妙な性格の違いを小説に織り込み、絶妙に書き分けてしまった角田さんの腕前に脱帽。身の回りにいる人の星座がもし判ったら、どんな人柄なのか、こっそりこの本を紐解いて確かめてしまいそうだ(笑)。
 ちなみに私はいて座。ここまで身軽で奔放じゃないっす。飽きっぽいけど(そこだけはずばりだったらしい/汗)。ダンナの乙女座は、そのものずばり。「金の乙女」で良かったわ。わはは(滝汗)。