本日のお届きもの

  • 「波」2007年4月号

 http://www.shinchosha.co.jp/nami/
 今月号の表紙の筆蹟は星新一氏の「ボッコちゃん」「おーい、でてこーい」の下書き原稿なのだとか。最相葉月氏の評伝『星新一 1001話をつくった人』刊行記念に「波」でも特集ページが。
 また『大きな熊が来る前に、おやすみ。』刊行記念に、島本理生インタヴューが4ページに渡って掲載されてます。酒井駒子さんの装画も印象的で、気にはなってるんですが。
 http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/302031.html
 その他、気になる作品&書評は、佐藤友哉『1000の小説とバックベアード』(書評/池上冬樹)、アリス・マンロー『林檎の木の下で』(書評/小池昌代)、平山瑞穂冥王星パーティ』(書評/青木千恵)、それに上橋菜穂子精霊の守り人』(書評/大森望)。大森さんの書評のタイトルは、なんたって“日本の異世界ファンタジーを代表する名作”ですからねっ!あとちょっとでBS2でアニメ版も放映されるし、文庫化を契機にこの素晴らしい物語が、たくさんの方々に読まれて欲しいと願うのでした。