本日の読書 桜庭一樹『桜庭一樹日記』
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/03/11
- メディア: 単行本
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「読書日記」の流れで読んだので、読了本についての記述が皆無なのは寂しいけど、読んでない時の桜庭さんは、こんな風に笑い、食べて、飲んで、空手して、ちょびっと泣いてるのねと、作家桜庭一樹の日常生活がまるっと判って、ファンにはたまらない一冊かも。
それにしても桜庭さんて、編集者さんだけでなく友人・知人に恵まれてるんだ!人生を河に例える友人をはじめ、「押忍!」の空手道場の人たちとの会話なんて、そのままネタになりそうじゃないか!ユニークすぎ!ぶっとびすぎ!(笑)サバサバしてまるで少年のようにキュートでナイーブな桜庭さんの魅力が炸裂してて、なかなかに素敵な本だったと思う。
途中で新刊告知される作品の、なんて魅力的なことか!うんうん。『GOSICK』に『荒野の恋』も『ブルースカイ』『赤×ピンク』に、『少女には向かない職業』も、ぜーんぶ読むよ!もし私が桜庭作品をまとめて読んでたら、それはこの本のおかげです(笑)。
日記の期間は、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が話題になって、じわじわ売れ始めた時期とちょうど重なるのかな?『桜庭一樹読書日記』を期待して読むと、肩透かし食らうと思うけど、より一層深く、作家桜庭が好きになる本だと思う。
巻末のおまけに「おおおおおおおおお!」胸が躍ったわ。しっかし、こんだけで足りるのかしら(汗)。他人事ながら、ちょっぴり不安です。