理論社のミステリーYA!シリーズの1冊。表紙のファンタジックな雰囲気と「
山田正紀が
ジュブナイル作品を書くんだ!」の興味で読んだけど、私にはイマイチこの作品の良さが分からなかったかも。主人公が女子中学生3人組なだけで、内容は瑞々しさの欠片もなく、大人の事情で最初から最後までどろどろしてるんだもん。「あの夢は何?もしかしてもしかすると…?」ファンタジックで甘く淡い期待を抱きながら読み始めて、早々に挫折。orz。少女の成長の物語かもしれないけど、彼女たちに突きつけられる現実の、なんとシビアで醜いことか(涙)。はぁ。
対象ずばり読者の方々はこの作品をどう読むのか、ものすごく気になる。