本日のお買いもの

天使の蝶 (光文社古典新訳文庫)

天使の蝶 (光文社古典新訳文庫)

寄宿生テルレスの混乱 (光文社古典新訳文庫)

寄宿生テルレスの混乱 (光文社古典新訳文庫)

せせらぎの迷宮 (ハルキ文庫)

せせらぎの迷宮 (ハルキ文庫)

IN☆POCKET ’08-9 (2008) (IN・POCKET 月刊文庫)

IN☆POCKET ’08-9 (2008) (IN・POCKET 月刊文庫)

本の雑誌 304号

本の雑誌 304号

 光文社古典新訳文庫の2冊は、おもしろそげなので衝動買い。「IN☆POCKET」は『魔王』文庫化の伊坂幸太郎と、『きのうの世界』刊行記念の恩田陸のインタヴュー特集だったので、当然のように買い!
 まず先に伊坂幸太郎の特集の方をパラ読みしたら、“10月下旬に新刊『モダンタイムス』が発売。『魔王』から50年後の日本が舞台…で、『魔王』の続編的作品”とあってびっくり。約一年ぶりになる新刊が読めるのか。嬉しい〜!挿絵つきの特別版と通常版とか発売されるらしいので、とりあえず特別版で買うつもり(書店に両方並べてあって、好きな方を選んで買えればいいんだけど)。 来月の新刊刊行が待ち遠しい〜。積んでる五十嵐大介『魔女』もいい加減、読まなくちゃ!
 恩田さんのインタヴューは、とーぜん『きのうの世界』を読んでから熟読、ということで。最後のところだけ読んだけど、“「ユージニア」で「月の裏側」で「六番目の小夜子」に「MAZE」も入ってる”とか。ホント?どんな作品なのか、まーったく想像もつかないや。
 「本の雑誌」の特集「少女小説の逆襲」がすごくよかった。いきなり冒頭の久美沙織さんの氷室冴子さんを偲ぶ文章に、半泣き状態に。私もコバルトの少女小説氷室冴子さんの作品から入ったので、特集ページを「うんうん。そうそう」頷きながら、懐かしモードにどっぷり浸って読んでしまった。氷室冴子さんの全著作読破、したいー!座談会、混じりたかったー(笑)。でも私、氷室冴子さんと新井素子さんはどっぷり作家読みしたけど少女小説ジャンルとしてのコバルトは、丘ミキ前夜の久美沙織さんを少し齧った程度でハヤカワ文庫JAに行ってしまったから、大して読んでないのよね(汗)。火浦功の名前を知ったのはコバルトだったし大好きだったけど、なぜか「スターライト☆だんでぃ」は読まなかったといふ。今考えると、勿体ないことしたな。もうちょっと遅く生まれたらよかったのに。
 この本、チェック!
「少女小説」ワンダーランド―明治から平成まで

「少女小説」ワンダーランド―明治から平成まで