本日のお買い物

鍵穴ラビリンス (講談社ノベルス)

キノの旅〈12〉the Beautiful World (電撃文庫)

坂道のアポロン (2) (フラワーコミックス)

　「キノの旅」の新刊を、先にダンナに読まれる！なんてこと！ま、その間私は、届いたばかりの『坂道のアポロン』2巻を読んでいたのだけども。
　好きな人になかなか自分の気持ちを伝えられなくて、読んでるこちらはもどかしくて歯がゆくてたまらないけれど、でも恋することって人をこうも不器用にするのだと、今更ながらに新鮮に思えた。こんな風に思いを伝えられたら、私だったら舞い上がってしまうのに。それにしても恋は、こんなにも人を成長させるものなのか。思わぬところで恋って始まるものなのですねえ。しみじみ。二組の恋の行方がとても気がかり。太陽みたいな千太郎の影の部分が仄めかされたことも。続きがものすごく気になってたまらない。
　同時収録の「インターチェンジ」、短いながらも鼻の奥がつん。ストレートに胸を打つ。しみじみとよかったー。ちょっと泣けてしまったわ（照）。