大島真寿美『すりばちの底にあるというボタン』

すりばちの底にあるというボタン

すりばちの底にあるというボタン

 “すりばちの底にあるというボタン”を押すとどうなるの?ボタンに託すそれぞれの思いに、胸がきゅんと切なくなる。 生まれた時から団地で暮らす幼馴染の薫子、雪乃、それに事情があって団地で住むことになった晴人の3人の少女少年の友情と冒険の物語であるのと同時に、とびきり素敵な団地小説。 その後、どうなったのか、、、余韻が残る終わり方も好き。
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