萬葉堂書店鈎取店地階でお買い物

 「ど、どうやって行くんですか?」と初心者をアピールしながら地下へ。薄暗い階段を下りて行った先は、、、一面茶色の世界でした(爆)。うわ〜!懐かしいよ、この風景。うんうん。昔の小中学校の図書室って、こんな感じだったよ!
 とはいうものの大半は、私とは無縁の学術専門書の世界。ほんだらけ風の1階に比べ、地階は神保町あたりの古書店の構え。さすがにどの本にも、素敵なお値段がついてましたわ(涙)。恨めしげに横目で見ながら、お目当てである岩波&ちくま&福武&河出文庫の辺りへと向う。壮観、でした。ずらりずらりずらり。よくもまあこんだけの数が集まったなあと素直に感心しちゃった。「こんな作品も刊行されてたんだ!」と眺めるだけでも楽しそう>岩波文庫
 だけど、残念ながら探していた河出文庫多和田葉子本は見つからず(涙)。ここならあると思ってたので、ちょっと悔しい。
 ハヤカワ文庫SFの絶版本でも500円で「安い!」と思ったけど、やっぱサンリオSF文庫はいいお値段だった(涙)。
エバは猫の中/美しい水死人』があったけど、高くて断念。ううう。古本とはいえ“2000円以上を現金で払う”に抵抗を感じちゃう私の金銭感覚は、やっぱり貧乏人なのだ〜(涙)。
 読みたかった『女の千年王国』が安く買えて嬉しい限り。 今度行く時までにあの本が売れてませんように(祈)。
 その後、「そういえば海外文学の棚を見てなかったよね?」で、再び1階散策を開始。少し本を抱える。

 コミックスコーナーもあったけど、時間切れで泣く泣く次回まわし。
 目こぼししてしまった面白本がもっともっとたくさんあったんだろうなと後ろ髪引かれながら、店を後にしたんでした。